お金の幽霊が円を引き上げた日
日銀が追加利上げを検討しているというニュースが飛び込んできた日、円が急に元気を取り戻しました。まるで、寝ていた幽霊が「お金お金!」と叫びながら飛び起きたかのようです。いや、本当に幽霊が市場に現れたんじゃないかってくらいの勢いでした。
友人のカオリは「え、日銀って幽霊も扱えるの?」って真顔で聞いてきました。やれやれ、経済の幽霊ってのは一種の比喩だってば。じゃあ、幽霊が円を引き上げるなんてありえないよね、と笑いつつも、心の中では「でも、幽霊が本当にいたらどうなるんだろう?」と考えちゃいました。
もしも幽霊が為替市場に参戦したら、どうなるんでしょう?「幽霊円」なんて新しい通貨が誕生して、上昇も下落も全て心霊現象として説明されるようになったりして。毎日ニュースで「今日の幽霊円は呪いのため急上昇」とか「悪霊の仕業で円急落」なんて聞いたら、経済ニュースももっと楽しくなるかも。
でも、そんなことを考えているうちに、気づいたんです。幽霊だって、お金のことを考えるのは大変なんだなって。幽霊の世界でもきっと経済の波に翻弄されているんでしょうね。幽霊も我々と同じように、一喜一憂しながら生きている(?)のかもしれません。
さあ、次の日銀の会合がどうなるか、幽霊に聞いてみたいところです。もしかしたら、夜中にひょっこり現れて教えてくれるかもしれませんね。「次は上がるよ」って、幽霊スマイルで。